都立練馬工業高校とコラボ！自分の作品がホンモノの商品に！
ごほうびは焼肉??
「超ウケる。写真撮っていいですか❓」
都立練馬工業高校（以下、練工）に現れた謎の覆面ヒーロー・くつべらマン。生徒さんに頼まれて記念撮影です（笑）。
こう見えて、これ、授業なんです。
練工デザイン・DTP技術系列の3年生を対象とした課題解決型学習（PBL）にチョイス！編集部が参加して企画を考えました。名づけて「ちゃんと使えるデザイン制作」。お遊びではありません。なんせ、完成した作品はちゃんと使える商品としてクライアント（お客さん）に納品するのですから。
生徒さんが4つの班に分かれ、参加企業が抱える課題をモノづくりで解決しよう❗️という試み。授業にはプロのクリエイターも参加して、プロの制作現場を再現します。仕事の擬似体験ではなく、もはや仕事そのもの。仕事ということは、いい作品ができたら、ごほうびが欲しいよね。
生徒さんたち「焼肉が食べた〜い❗️」
思い切って交渉しました、焼肉を！
まずはグラフィック班。参加企業は非常用発電設備の設置や保全を行うT・Tワークス。ロゴとTシャツを制作したいということで参加してくださいました。坂本社長は「近年は災害が増え、非常用発電設備の重要性が増しています。でも、こういう仕事があることを知っている人が少ないのが現状。この機会に多くの人に知ってもらえたら」と話します。
ところで、坂本社長。好きな食べ物なんですか❓
坂本社長「肉かな。焼肉とかね」
“焼肉”の単語にざわつく教室。これはチャンス❗️あの〜、いい作品ができたら、ごほうびに焼肉を…。
坂本社長「お店で食べるのはコロナの問題があるから、高級焼肉弁当ならおこってあげる❗️」
おお〜❗️やったぁ❗️さすが社長‼️
高級焼肉弁当よりもさらに高級!?
映像班のクライアントは障がい者の支援施設として胡蝶蘭の生産・販売を行うAlonAlonとロボットSIer企業の日本サポートシステム（以下、JSS）。現在、両者は自動化技術を活用して、障がい者が高品質のマンゴーを生産できるシステムを開発中。その研究を行うプロジェクト「クッテグア」を紹介する動画を制作して欲しいとのこと。
AlonAlonの那部理事長は「私たちの試みを多くの人に知ってもらえる動画を期待しています（Alon AlonとJSSの取り組みはP12にも）」と話します。
ところで〜、グラフィック班はですね。ごほうびに高級焼肉弁当をもらえるらしいんです、モジモジ。
那部理事長「え、それでいいの⁉️もっと高額なものをねだられると思ってたよ❗️」
おお〜、そんなことを言われると、どんなごほうびがもらえるのか、期待しちゃいますね❗️
新型コロナのせいでごほうびが…
プロダクト班は社会人サッカーチーム・スペリオ城北の応援グッズ制作。「新型コロナの流行が始まってから、試合は無観客。だからこそ、ファンと選手をつなぐグッズができたら嬉しいですね」と宮坂ジェネラルマネージャー（以下、GM）。
ええ〜と、もし、いい作品ができたら、ごほうびにスペリオ城北の試合に招待してくれせんか❓
宮坂GM「気持ちとしては招待したいけど、コロナで今は無観客試合だから…」と来校時にはおっしゃっていたのですが、10月になり緊急事態宣言が明けました。ということは…どうなる、プロダクト班のごほうび‼️
くつべらマンがボロボロすぎて…
クラフト班のクライアントは児童養護施設などで活動するくつべらマン。冒頭に登場した謎のヒーローです。依頼内容はコスチュームをリニューアルしたい❗️というもの。「長年着ているため、ボロボロ。カッコいい、ヒーローに生まれ変われたら嬉しいですね」とは依頼者であるSHOEHORNの武石さん。
ヒーローなのにボロボロなくつべらマンを見ていると、なんか、ごほうびちょうだいと言いづらく…。
さてさて、そんなわけで、どんな作品が完成するのか。そして、いい作品をつくり上げ、無事にごほうびをGetできるのか❗️今後の展開、乞うご期待❗️
都立練馬工業高校 課題解決型学習（PBL）協力企業
◆有限会社T・Tワークス
東京都練馬区春日町3-33-41
◆日本サポートシステム株式会社
茨城県土浦市卸町2-13-3
◆NPO法人AlonAlon
千葉県いすみ市岬町中原3863-61
◆スペリオ城北事務局
東京都北区赤羽西2-21-1
◆一般社団法人SHOEHORN
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-21
