そんなワケで…
お寿司のこと、じゃなかった、自動車整備士のことを聞きに国交省へ行ってきました〜

〈vol.12 冬号(2021年4月発行)より〉

前回からのつづきです。自動車整備士は国交省が管轄する資格。浜口誠先生にご紹介いただき、国交省にお話をうかがってきました〜♪お話くださったのは福薗浩二さん。福薗さんもお寿司、好きですか?

さっそくですが、自動車整備士がいなくなると、お寿司が食べられなくなって、大変ですよね❗️❓
「その通り!でも、それだけではありません。事故が起これば人命に関わりますし、環境にも負荷がかかり、渋滞だって引き起こすかもしれません、世の中に与える影響は計り知れません」
国交省さんでは自動車整備士を増やすために、どんな取り組みをされているんですか❓
「例えば、残業を減らしたり、定期昇給を実施したりすることで、人材確保ができた事例などを経営者向けセミナーを開いて紹介しています。また、若い方や女性に向けて、自動車整備士の魅力をPRするポスターを作成したり、職業体験イベントを実施したりしています。より多くの若い方に、この仕事の魅力を知って欲しいと思っています❗️」

国交省では自動車整備養成校の生徒などから自動車整備士の魅力をPRするポスターのデザインを募集。写真左が2018年度、右が2019年度の最優秀作品(画像提供:国土交通省)


では、ぜひとも本誌の読者に向けて、メッセージをお願いします❗️
「自動車整備士は自動車の構造や整備に関する知識と技能を持っていることを国が認めた国家資格です。なので、社会的にも信頼されています。就職にも有利になるので、少しでも興味があれば、目指していただきたいですね」

さてさて、次回は都立墨田工業高校自動車科の女子高校生に自動車整備士のこと、質問してきました〜


文・写真=阿部 伸